2011/08/17

SSHパスワード認証を省略してrsyncとかscpを使う方法

「夜間に大量のデータを転送しておきたい」
「夜中にDisk to Diskのバックアップを実行したい」

そんな時に役立つ方法をメモ。

◆転送元サーバの作業

 1.サーバのSSH用鍵セットを確認する。
  ls ~/.ssh/id_dsa.pub
  ls ~/.ssh/id_dsa

  無い場合は作成する。

  ssh-keygen -t dsa

  ※passphraseは未入力でEnter(注1)

  ~/.ssh/id_dsa ・・・ 秘密鍵
  ~/root/.ssh/id_dsa.pub ・・・ 公開鍵

 2.rsync等使いたいコマンドをcronに設定する。
  0 3 * * * /usr/bin/rsync -avz /usr/local/xxx/ user001@192.168.0.1:/home/user/xxx/


◆転送先サーバの作業

 1.利用ユーザのhomeディレクトリ配下に、
   ・「.ssh」ディレクトリ
   ・「authorized_keys2」ファイル
  があることを確認する。

  ls ~/.ssh
  ls ~/.ssh/authorized_keys2

  無い場合は作成する。

  mkdir .ssh
  chmod 700 .ssh/
  cd ~/.ssh
  touch authorized_keys2
  chmod 600 authorized_keys2

 2.転送元の公開鍵の中身を2のファイルに転記する。

 3.一時的な利用の場合は、終了後に転記内容を消しておく。


ん〜。便利だねぇ。


(注1)ここでセキュリティが気になった人はこちらを参照。
 ・共通テーマ: OpenSSH キー (鍵) の管理: 第 1 回 - IBM developerWorks Japan

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tsutaken at 12:24│Comments(0)技術 | Linux

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