2012/07/04

会社に雇われるということ

常々、私が会社に対して考えていることに近い考えを持つ人を見つけた。

  1. 組織に所属するということは、個人と組織の間における対等な契約関係である。私には組織を選ぶ自由があり、組織にも私を受け入れるかどうか決める自由があった。私は労働という形で組織にサービスを提供し、組織は金銭という対価を私に支払った。その契約を結ぶにあたって、私はその組織をだますようなことはしておらず、組織が私と契約したのは完全に組織自身の選択である。そこには、恩という要素はない。

ただ、違う部分もあるので自分流に書いてみる。

  1. 「会社」に所属するということは、「個人」と「会社」の間における対等な契約関係である。

  2. 「仕事」をするということは、「人」と関わるということだ。

  3. 「恩」は「人」に感じるものであり、「会社」に感じるものでは無い。

今はそう思っています。
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tsutaken at 12:05│Comments(2)会社 | 仕事

この記事へのコメント

2. Posted by ツタケン   2013/05/08 23:51
存在として対等でなくとも、契約的には対等なのでは?
従業員側から一方的に契約破棄する(やめる)こともできますし、
1つの会社にしがみつかなくとも、他の会社を選択する自由がある訳ですから。
1. Posted by ばしくし   2012/12/12 06:54
会社:自ら事業を行い、収益をあげることができる。
(たとえ一般従業員が一人もいなくとも、社長個人による一人会社は成立する)

従業員:多くの場合、自ら事業を行うことができない。
(どこの会社にも雇ってもらえない場合、失業という形で市場から撤退し、最悪食い詰めて餓死しなければならない。)

ここが根本的に違いますね。
会社と社員は、全く非対称であります。
その存在、目的自体が違うわけですから、対等なわけがありません。


「失業して食い詰めるくらいなら一人で事業始められますが、何か?」


という人なら、或る意味会社と対等ですが

普通、そんな人はわざわざ会社に勤めませんしねw

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