2008/08/29

XenでLogicalVolume割り当てのDomain-Uをバックアップする手順

XenのDomain-UはLogicalVolumeに割り当てると便利らしい。

 ・XenのDomain-Uのディスクとしてロジカルボリュームを使う
 ・検閲Tech: XenとLVM・その1・インストール時

その際のバックアップとリストア手順はこんな感じになりました。
というか、単なるメモ書き。

■バックアップ手順
・ゲストOSにログインしてシャットダウン
shutdown -h now

・ホストOSで対象のDomain-Uが停止する事を確認
xm top

・ボリューム名を確認
cat /etc/xen/[Domain-U設定ファイル名]
lvdisplay

・イメージをバックアップ
dd bs=4096 if=/dev/[ボリューム名] of=[出力先ファイル名]


■リストア手順
・ゲストOSにログインしてシャットダウン
shutdown -h now

・ホストOSで対象のDomain-Uが停止する事を確認
xm top

・イメージをリストア
dd bs=4096 if=[出力先ファイル名] of=/dev/[ボリューム名]

・ゲストOSを起動
xm create /etc/xen/[Domain-U設定ファイル名]

#######################################################################
通常はここまででOK。
別のDomain-Uにリストアする(=環境をコピーする)場合は以下も実施。
#######################################################################

・macアドレスを確認
vi /etc/xen/[Domain-U設定ファイル名]

・ゲストOSのコンソールにログイン
xm console [ドメイン名]
もしくはDom0の仮想マシンマネージャからGUIコンソール表示

・ゲストOSでmacアドレス、IPアドレスの修正
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1

・ゲストOSでホスト名の修正
vi /etc/sysconfig/network
vi /etc/hosts

・ゲストOSをリブート
shutdown -r now

・コンソールを抜ける
Ctrl + ]


基本はLogicalVolumeの内容をファイルに吸い出したり戻すだけでOKでした。
次回はディスクの拡張も試してメモろうと思います。
  このエントリーをはてなブックマークに追加
tsutaken at 23:47│Comments(0)技術 | 仮想化

この記事へのトラックバック

1. Domain-UをコピーしたらHibernateがエラーを吐いた  [ SIer魂 ]   2008/11/28 01:21
以前の記事で書いた、 LV割り当てのDomain-Uをバックアップする手順 を利用して、WEBアプリケーションの開発環境を複製してみた。 追加で必要になった作業は、  ・LVMを使用して、新Dom-Uに割り当てるLogicalVolumeを作成する  ・事前にuuidとmacを生成して設定ファ...
次回はディスクの拡張も試してメモろうと思います。LV割り当てのDomain-Uをバックアップする手順 - SIer魂 と、書いてからもう2年・・・。 ようやく機会があったのでメモりんぐ。  ・Domain-0のLogical VolumeをDomain-UのDiskとして割り当てている  ・Domain-0のVolume ...

コメントする

名前
 
  絵文字