postgreSQL8.2簡易チューニングディフェンシブな開発はそんなに悪なのか?

2009/01/25

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SIerによるシステム構築の価値

asipさんの記事を読んで。

SIerの行うシステム構築は 利益を生み出すモノではなく、コストを削減するモノでしかない。

これは、
 ・既にある業務をシステムに置き換える
 ・既にあるシステムを更に効率良く作り変える
というような場合に限定した話だと思います。

ある研修で60歳くらいの講師の方が、
「昔のシステム開発は本当にそればかりだった」と言っていました。
だから、「プロジェクトの複雑度も今より高く無かった」と。



でも、最近は違う目的も出てきています。
例えば現在私が携わっているプロジェクトの場合、、、

 顧客企業が新しい制度を取り入れることを決めた
  → 新制度によって作業が増える為、現社員数では実現できない
   → 社員は増やさず、システムを構築して実現する
    → システム構築は、SIerに依頼する

という流れでした。

この場合、新制度を実現する為にはシステムが必要不可欠となり、
システム構築の目的は、【新制度を実現すること】になります。

その為には、、、
 ・既存の仕組みを新制度にあわせて整理する
 ・新制度の矛盾点をシステム構築時に洗い出す
 ・増加予定の人間の手間を減らす(→ ここはasipさんの話と一緒)

が必要となるのですが、「手間を減らす」ことは一つの要素でしかありません。
言い換えると、必要条件ではありますが、十分条件では無くなるのです。

この「手間を減らす」以外の部分が、昨今良く耳にする「付加価値」というものでは無いでしょうか?
上記の場合、システム構築により「新制度実現という新たな価値」が生み出されます。
また、他にも様々な「目的」や「価値」を持つシステム構築が、SIerによって進められていると思うのです。

また、この記事を読んだ方で、「こんな目的もあったよ!」というのを知っている人がいたら、是非公開して欲しい。

なぜなら、
自分たちの行うシステム構築が顧客にとってどんな価値があるのか理解している若いSE・PGは少ない。
(情報を発信するテクノロジなのに)IT業界が何をしているのか分からないのは問題
上記の人々がその記事を目にすることで、少しだけ業界の状況が良くなる気がするからです。
もちろん、私自身の期待も込めて。

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tsutaken at 01:06│Comments(2)SIer | 教えて

この記事へのコメント

2. Posted by tsutaken   2009/01/31 00:28
コメントありがとうございます。

金額や数字のみで考えるとたしかに変わらないですね。
ただ、ビジネスとしてのシステム構築を考えたときに、

・目的=コスト削減の場合
 → 顧客企業のシステム整備予算が上限になる

・目的=売り上げ増加の場合
 → 構想によっては上限が変動できる(と期待されている)

みたいで、後者であれば色々と現場も変わるんじゃないか?
という期待がある訳です。

で、参照元の記事は、SIerに後者は無いと切り捨てているんですが、
私は前者であっても付加価値によっては、後者に近づけるかもよ?
と書いてみました。

コメント書いてて思いましたが、どちらにせよ結局は
「如何に顧客に夢を見せられるか?」次第な気はします。
まぁ、後者の方がインパクトが強いので、上記の期待がある訳ですが。

削減分云々の部分はhokさんに賛成です。
1. Posted by hok   2009/01/29 23:59
コスト削減だろうと売上げ増加だろうと、その額が一緒なら利益への寄与度が同じである以上、区別して価値を語る必要はないと思うけどな。
コスト(時間)削減分を他に割り当てて産まれた利益がシステムが生み出したものでない、ってのも単にひねくれてるだけにしか思えない。
システムはインフラ(みたいなモン)で、それを前提にビジネスを展開する訳だから、価値がどうのこうの分けて考えるのはおかしいのではないか。

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