2009/05/10

Oracle Database 11gからの変更点

Oracle Databaseの10g → 11gの間で、色々と変更があったようなのでメモ。

1.ユーザパスワードが大文字/小文字を意識するようになった

2.これまでのエクスポート機能(exp)がサポートされなくなった
  実は10gR2からサポート対象外らしいです。。。(既に常識??)

  元ネタは以下の資料
  http://otndnld.oracle.co.jp/products/database/oracle11g/pdf/datapump11g2007_techover.pdf

3.ユーザパスワード有効期限のデフォルト値が180日になった(※)
  うわ〜。危ないな〜。

4.証跡取得機能がデフォルトONになっている(※)
  初期化パラメータaudit_trailのデフォルト値が none → db に変更された。
  初期状態だと、SYS.AUD$テーブルのデータが増え続け、SYSTEM領域が圧迫されるみたい。

5.初期化パラメータにMEMORY_MAX_TARGETができた
  これは以前も取り上げました。

なお、(※)はdbcaからのデータベース作成時、以下の通りに設定すれば、
10gと同じ状態(有効期限:なし&証跡OFF)に設定できます。
(初期状態では、上が選択されているので変更が必要)

OracleDB11gを10g同様に使うDB作成設定


色々あるな〜。もしかして、他にも…?

【2009/05/31追記】
1点書き忘れ。EnterpriseManagerが、httpからhttpsになってた。
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tsutaken at 15:53│Comments(0)技術 | データベース

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1. expdpの出力先を変更する方法  [ SIer魂 ]   2011/09/07 12:36
以前書きましたが、 Oracleのエクスポート機能(exp)は10gR2からサポートされなくなりました。 そんな訳で、これからはOracle Data Pumpのexpdpコマンドを使う訳ですが、 こいつの出力先は ...

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