2009/07/26
SI業界の多重下請け構造は「なぜ」問題なのか?
発見してすぐにクリップした記事。
「最近SIerがだいぶヤバくなっている件 - GoTheDistance」
読んだのですが、内容としては「最近景気悪いね〜」というレベルの話に見えました。
結構、他の業界でも似たような状況かと。
「最近SIerがだいぶヤバくなっている件 - GoTheDistance」
読んだのですが、内容としては「最近景気悪いね〜」というレベルの話に見えました。
結構、他の業界でも似たような状況かと。
で、これを機にひがさんから「多重下請け構造批判」の記事があがり、
それに対するAntiSepticさんの指摘がこれ。
「何故「多重下請け構造」がなくならないかというと、お前らが営業をサボってるからだよ!!」
更に、この方の意見。
ここまで読んで思ったのですが、この仕組みがここまで普及したということは、
それなりに業界全体からの支持もしくは必要性があったからだと考えられます。
雇用に関する点など、それなりにメリット(というか理由)もありそうで、
SI業界に限らず、他の業界でも普及しているようです。
で、なんだか良くわからなくなってきたのですが、
その問題は、以前私が書いた
「今の体制のまま生き残る必要はないんじゃないの」というのが私の考えです。多重下請け構造こそ、SI業界の最大の問題点なわけだから、「ゼネコン型SIビジネスが崩壊する」のは、悪い話じゃない。
(中略)
それは、発注側がそれを望んでいたからです。基本SIerに丸投げみたいな。そして、SIerもマージン抜いて、下請けに力作業は丸投げみたいな。これが、ゼネコン型SIビジネスがずっと続いてきた構造じゃないかと思います。
それに対するAntiSepticさんの指摘がこれ。
「何故「多重下請け構造」がなくならないかというと、お前らが営業をサボってるからだよ!!」
更に、この方の意見。
「多重下請け構造」がそんなに悪いものかと言うと、必ずしもそうではない。元請けにとっては不況時に余計な人員を抱え込まなくとも済むし、下請けにすりゃあ好況時には楽に仕事を取れるというメリットがある。何につけても物事にはメリットとデメリットがあるのであり、単純に「多重下請け構造」を絶対悪と看做すひがやすおのオツムが素朴過ぎるのである。
ここまで読んで思ったのですが、この仕組みがここまで普及したということは、
それなりに業界全体からの支持もしくは必要性があったからだと考えられます。
雇用に関する点など、それなりにメリット(というか理由)もありそうで、
SI業界に限らず、他の業界でも普及しているようです。
で、なんだか良くわからなくなってきたのですが、
結局、多重下請け構造の「どこ」が問題なんでしたっけ?
その問題は、以前私が書いた
エンジニアはもっと、を考慮に入れても、許されざる問題なのでしょうか?
「ビジネスには、作る以外の仕事がたくさんある」
という事を意識すべきだと思います。
(自戒の念も込めて)