2011/05/11

“無駄”と会社の存在意義

1年くらい前に、「会社の存在意義」を漠然と考えていました。

その中でも、やはり「雇用」は1つ大きな要素かなと。
なので、こんな記事をみると、、、
この国の経済は「無駄によって支えられている経済」なのだ。(中略)
本当に無駄を省いて資金を捻出し、底辺の人を救いたいと思うなら、覚悟が必要なのは水色の人達だ。少なくとも両方の手に持つその貯蓄袋の一つは手放す必要がある。持ち家か、子供の大学進学か、安定した老後か、そのうちのひとつくらいは諦める必要がある。

「仕分けられる」のは、私であり、あなたなのだ。

すごく違和感を感じます。
無駄の判断基準が謎なのは差し置いても、
「無駄な仕事はしちゃいけない」
とか、なんでそんなところばっかり真面目なんだろう??

国際競争力が下がるから?
でも、それは人の幸福度にどれだけ寄与するのでしょう??
たとえ無駄な仕事でも、雇用を産み出している会社や組織がある方が、
よっぽど世の為、人の為になっていないでしょうか?

お時間のある方、ご意見くださいな。
※ただ、5年前の自分だったら、こうは考えなかったとも思います。
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tsutaken at 12:34│Comments(2)会社 | 思想

この記事へのコメント

2. Posted by ツタケン   2011/06/12 17:24
コメントありがとうございます!

>国債や地方債が「未来の先食い」である以上
これが無かったら、税金でもお金を回らせているのに。

>内容的に未来に繋がらない
この判断って難しいですよね。
現時点で生じた雇用によって育てられた子供が、
日本の明るい未来に貢献したら繋がっているかも。

・・・ちょっと、広く考えすぎですかね?w
1. Posted by hok   2011/06/12 15:09
お金を持っている人や企業がそのお金を落とすための商売は、その内容に関わらずお金を広く回らせる点で無駄ではないでしょう。
問題は税金によって行われる仕事。国債や地方債が「未来の先食い」である以上、内容的に未来に繋がらない「仕事そのものが目的化」しているようなものは現時点で雇用が生じたとしても無駄と言わざるを得ないかと思います。
引用されたサイトの内容は「そこまでやる必要ないんじゃ?」的に無駄を語っていますが、そこはあんまり関係ないかと思います。

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